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2025/03/21

ワコム、 aiwaより発売のタブレット端末「aiwa tab AE10」にデジタルペン技術を提供 直感的かつ自然な書き心地で、ビジネス、学習、趣味など幅広いシーンに対応

株式会社ワコムのデジタルペン技術が、アイワマーケティングジャパン株式会社(以下、aiwa)から3月21日に発売される「aiwa tab AE10」に採用されました。aiwaは、デバイス事業を展開するJENESIS株式会社の子会社としてaiwa製品の企画・販売を行っており、ワコムはJENESISの株式取得について、その親会社である株式会社テクミラホールディングスと株式譲渡契約を締結したことを、3月3日に発表しています。

 

本機(aiwa tab AE10) は、MediaTek 製Helio G99 オクタコアCPUとAndroid 14を採用し、10.1インチ液晶画面(1920x1200 pixel)を備えた高性能タブレット端末です。ワコムから提供するEMR(電磁誘導方式)技術に対応したセンサーを内蔵し、付属のEMR®デジタルペン(充電不要)を使って、あたかも紙にペンで書くように、メモしたりスケッチを描くことができます。会議や授業中に思いついたアイデアや、ビデオ通話でのメモをデジタルで素早く記録するなど、ビジネス、学習、趣味など多彩な用途で、快適にデジタルペンを活用いただけるのが、大きな特徴です。

 

また、付属のEMR®ペンに加えて、株式会社パイロットコーポレーションとのコラボレーションで実現した、EMR対応の「Dr. Grip Digital for Wacom®」(2023年8月発売)も使用可能です。太い軸径と弾力性のあるラバーグリップによって、長時間使用でも疲れにくい特徴を生かした筆記体験をご提供します。

 

さらに本機は、ワコムのもう一つのデジタルペン技術Active ES(アクティブES)にも対応、ワコム製EMR®ペンとActive ES®ペンの両方に対応した※1初めてのタブレット端末となります(2025年1月時点。ワコム調べ)。

 

本機にプリインストールされている「Wacom Notes」は、簡単かつ迅速にメモを取ることができる、ワコム提供のアプリです。Androidの画面分割機能と併用することで、オンライン会議や教材を見ながらメモを取ったり、スケッチすることに加え、Semantic Ink※2機能で単語を認識してWikipediaの情報を手軽に参照できます。また、手書きのメモを編集可能なテキストデータに変換して検索したり、複数のファイル形式で書き出して、様々なデバイスで共有することも可能です。

 

ワコムは、今後も共にエコシステムを形成するパートナ各社と協力し、魅力的なデジタルペンのソリューションを提供してまいります。

 

aiwa tab AE10 製品写真】

 
 
 
 

1EMRペンとActive ESペンが使用できますが、両方のペンを同時に使用することはできません。
2Semantic Ink機能の利用には、インターネット接続とWacom IDが必要です。

 

 

【ワコムについて】

株式会社ワコム(東証プライム: 6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々なニーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。

 

 

 

<問合せ先>
株式会社ワコム 広報室
Tel:03-5337-6702  E-mail: wacom-pr(at)wacom.co.jp