株式会社ワコムのデジタルペン技術Active ES(アクティブES、以下、AES)が、アイワマーケティングジャパン株式会社(以下、aiwa)から本日発売された 「aiwa pen」に採用されました。
aiwaは この3月、ワコムのEMR®ペンとActive ES®ペンの両方に対応したタブレット端末
「aiwa tab AE10」を発売しており、「aiwa pen」でも操作することができます。
さらに、ワコムが提供するAES技術により、「aiwa pen」は、ワコムのAES1.0および2.0、WGPに加え、マイクロソフトのMPP2.0、そしてUSI 1.0および2.0に対応しています。これにより、AES技術搭載の各社製品に加え、Microsoft SurfaceシリーズやChromebookをはじめ、様々なパソコンやタブレットで使用できます。
性能面では、4,096段階の筆圧検知と傾き検知により、線の強弱やペン運びなどのニュアンスも正確に再現します。ペアリングが不要なため、必要なシーンですぐに使用でき、極細ペン先(約1 mm)によって微細な操作も自在に行うことができます。加えて、パームリジェクションにも対応。手のひらをついて描いても誤作動せず、あたかも「紙とペン」のような自然な描き心地によって、仕事や学習をはじめ、様々なシーンで活躍します※。
※各機能およびその検出精度は、組み合わされる端末、アプリの機能にも依存します。
【aiwa pen 製品写真】

アイワマーケティングジャパン株式会社は、デバイス事業を展開するJENESIS株式会社の子会社としてaiwa製品の企画・販売を行っており、ワコムはJENESISの株式取得について、その親会社である株式会社テクミラホールディングスと株式譲渡契約を本年3月に締結しています。
ワコムは、今後も共にエコシステムを形成するパートナ各社と協力し、魅力的なデジタルペンのソリューションを提供してまいります。
【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証プライム: 6727)は、デジタルペンの技術をベースにお客様のニーズに合わせた様々な体験をお届けする 「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」で、多様な取り組みを通して、 「描く」、「書く」を極め、その先の「かく」を拓(ひら)いていきます。日本発のワコムのペンタブレット製品は、現在全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書などにも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。
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株式会社ワコム 広報室
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