近時お知らせしましたとおり(https://www.wacom.com/ja-jp/about-wacom/news-and-events/2026/20260827)、ワコムは、先日、Maxeye社に対する特許侵害訴訟につき和解しました。しかしながら、現在市場に出回っている情報に、この和解の本質および法的効果を正確には反映していないものがあることを確認しております。そのため、お客様、パートナー企業様、業界関係者の皆様、および一般の皆様に、正確にご理解いただくべく、本プレスリリースを配信いたします。
近時市場で、ワコムの特許につき、Maxeye社に対し、その製造する全製品を対象として、特許ポートフォリオ全体にわたる包括的なライセンスが付与されたかのようにいう向きがありますが、事実は異なります。この和解において付与されたライセンスは、ワコムの特定の特許のみを対象とし、概ねUSI 1.0およびUSI 2.0の仕様に準拠するMaxeye社のペン製品に限定されたものです。非USIプロトコルに準拠するMaxeye社のペン製品はライセンスの対象外であり、ワコムは、非USIプロトコルに準拠するMaxeye社のペン製品について、一切の特許権行使が可能です。具体的には、Maxeye社が非USIプロトコルのペンの販売を通じてワコムの特許を侵害した場合、ワコムは、通常の裁判手続きを経ることなく、仲裁を通じて速やかに差止めをはじめとする救済を求めることが可能です。
この和解は、ワコムが責任をもって、強力な知的財産権(IP)に裏打ちされた研究開発への投資を通じて最先端の技術と製品を提供するという、お客様に対するワコムのコミットメントに沿うものです。また、この和解は、ワコムの知的財産権の有効性を再確認し、その価値を認めるものであるとともに、ライセンスなき製品による特許侵害に対処するための、体系的かつ効果的で迅速なメカニズムを確立するものです。ワコムは、信頼できる製品とサービスをお客様へ提供しつつ、今後も自社の技術および知的財産を適切に保護し、お客様へ提供する長期的な価値の維持に努めてまいります。
●ワコムについて
株式会社ワコム(東証プライム:6727)は、日本発の企業としてデジタルペンの技術を核に、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを融合した「ペンとインクの統合体験」を提供する「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。1983年の創業以来、一貫して表現者の想いに寄り添う「道具屋」として、独自の技術を磨き続けてきました。
ワコムのペンタブレット製品は、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しむ方まで、多様な表現者のクリエイティブ制作を支えています。
また教育、医療、金融など、さまざまな分野で活用が広がっているほか、世界をリードするデバイスメーカーへデジタルペン技術をOEM提供しており、多くの PCやスマートフォンにワコムのテクノロジーが搭載されています。
●問い合わせ先
株式会社ワコム 広報室 電話:03-5337-6702
Eメール:wacom-pr@wacom.co.jp