

ここでは、アニメーション制作方法と新しい映像表現を身につけるヒントをご紹介します。アニメーションには2Dと3Dがあり、どちらにも練習にぴったりなソフトウェアがあります。アニメーション制作を始めたばかりの人には、本ページの内容がきっとヒントになるはずです。基本をしっかり押さえ、より良いアニメーション作品に仕上げましょう。
アニメーションにはいくつかの種類があります。どれが自分に合っているか、まずその違いを見ていきましょう。
伝統的な従来のアニメーション制作は、半透明の紙に手描きする工程から成り立っています。ストーリーを正しい順序で展開できるよう、サウンドトラックも使います。手描きの絵を撮影して、動画に変換します。
アニメーション制作用タブレットを使って、このような作業をすべてデジタル化することもできます。デジタル化で多くの作業を効率化できます。
アニメーションの入門者にとって、2Dアニメーションが最も始めやすいでしょう。使えるソフトウェアも数多くあり、比較的簡単な手法で作れるので、十分にスキルがなくても大丈夫です。身体の各パーツを動かせるソフトウェアを使えば、キャラクターを何度も描く必要がありません。
3Dアニメーションは、3Dモデリングのスキルが必要なので、それだけ難しくなります。3Dモデリングには、ボックスモデリング(またはサブディビジョンモデリング)、コンターモデリング(またはエッジモデリング)などがあります。これらを使い分け、タブレットを活用すればソフトウェア上で動きのあるモデルを作成できるようになります。キーフレーム間でキャラクターを動かす難しい処理はパソコンがやってくれます。
ストップモーションアニメーションは、人形や粘土のモデルを1フレームずつ動かして制作します。他にはない表現ができますが、時間がかかります。ストップモーションアニメーションの作品には、アードマンの『ウォレスとグルミット』などがあります。
次は、作品を制作するツールを選びます。2Dアニメーションは、初心者向けのソフトウェアやハードウェアも数多く、とりつきやすいジャンルでなので、2Dアニメーションから始めるのが自然かもしれません。
Wacom Cintiqは、画面上に直接描いてキャラクターをアニメ化できます。導入ツールとしておすすめです。
どんな創作活動でも当てはまりますが、アニメーション制作でも練習に時間を費やすことが大切です。ペンタブレットを使ってじっくり練習に取り組み、ソフトウェアの細かい使い方を覚えます。パソコンだけでなく、スケッチブックと鉛筆を片手に街にでかけ、人や動物の動き方を観察したり、その場でスケッチをしてみると勉強になります。このような取り組みの積み重ねで、より自然な動きのキャラクターを作り出せます。
ソフトウェアの基本的な使い方を覚えたら、オンライン講座を受講してみるのも一つの手です。無料のチュートリアルや、使うソフトウェアに特化した有料コースもあります。教材やオンライン講座を利用して、スキルアップできます。制作するのが2Dアニメーションでも、3Dアニメーションでも、きっと役立ちます。
アニメーション制作に適したツールを使って、より手軽な制作を。新しくアニメーション制作を始めるのに、Wacom Cintiqがおすすめです。フルHD解像度の広いディスプレイに高精度なペンが付属しているミドルクラスモデル。初心者でも緻密に、自然に描画できます。
お勧めの製品
Wacom One 22
自然な描き味のペンで、ディスプレイに直接描け、イラストやデザインスケッチが行えます。