Social Initiativesでは、「ワコムの道具と技術の力で社会とつながる小さな接点を見つける」をテーマに、体験の場を通じた、社会との関わり方を探求しています。2024年11月、当社主催のイベント「コネクテッド・インク2024」にて、聖学院高等学校(東京都北区)の学生たちと一緒にデジタル塗り絵のワークショップに挑戦しました。
学生たちと社会とのつながりを見つける
STEAM教育(※)に力を入れて取り組む聖学院高等学校。「ボックスアート」と呼ばれる、半立体の空間をデザインする授業の過程でワコムのペンタブレットや液晶ペンタブレットが活用されています。その授業を見学する中で、「学生たちが社会とつながる機会を作りたい」という先生の思いを知りました。そこで今回、コネクテッド・インク2024をきっかけに、学生たちとワコムの道具を使ったワークショップに挑戦しました。
※STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの頭文字を組み合わせた教育概念のこと。
授業での学びを深める機会に
ワークショップに挑戦したのは、絵を描くことが好きな学生を中心に集まった7名の高校生たち。デジタル制作に明るいNewtMiniとDが塗り絵で使用するイラスト制作を担当。コネクテッド・インク2024のテーマ「日常」を題材にオリジナルの作品を仕上げました。クラスメートたちが運営をサポートし、ワークショップが始まると瞬く間に席が埋まりました。
当日はビジネスパーソンを中心に17名のお客さまがワークショップに参加。デジタル制作を初めて体験する方や海外からのお客さまも多く、学生たちは一人ひとりに合わせて丁寧に対応していました。中には、驚くような制作のテクニックをお持ちの方もいて、近くで様子を眺めながら、「とても勉強になります」と話す学生もいました。同時に、ワークショップに参加したお客さまからは、高校生が制作したイラストと知り驚く声や、説明がわかりやすかったといったご感想をいただきました。
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授業では、主にレイヤー構造を学ぶためにペンタブレットや液晶ペンタブレットを活用しています。今回のワークショップでは、その学びを活かし、学生たちが制作したイラストに、お客さまが新たなレイヤーで色を足し、ひとつの作品を完成させました。授業とはまた違う使い方を体験することで、レイヤー構造の学びを深めることができたのではないかと思います。また、作品(着色)をお客さまに委ねることで生まれる新たな創造性や、道具の使い方をお客さまに学ぶなど、創作の多様な可能性を感じることができたのではないでしょうか。ワコムの道具と技術を介して、今後も新たな学びや刺激を高校生たちと作っていくことができれば嬉しく思います。
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大宮光陵高等学校が取り組む「ペンタブアートチャレンジ2024」から生まれた作品『光陵生日常戯画』を紹介します。美術科と書道科の学生4名が共同で制作しました。
コネクテッド・インク2024にて、テーマ「日常」にちなんだキーホルダー作りを実施。ktymさんが制作したキービジュアルに登場するキャラクターたちをクリエイティブ・カオスで彩りました。
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コミュニティーとの交流を目的に生まれたワコム・エクスペリエンス・センター・ポートランド。その旗振り役を務めるメーガン・デイビスの心の灯りとともにこれまでの成長を振り返ります。
二つの大きな問いかけとともに開幕したコネクテッド・インク2022。東京で開催されたいくつかのセッションを紹介しながら振り返ります。
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チームメンバーの心の灯りを起点に、コネクテッド・インクという多面体の一面を覗いてみます。二人目は、Corporate Engagementを担当する桧森陽平です。
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2021年9月、ワコムは、株式会社ヘラルボニーと一般社団法人コネクテッド・インク・ビレッジと共に、「コール・アンド・レスポンス」(呼びかけと呼応)という新たな取り組みを始めました。
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自分たちで組み立てて、広げて、しまって、また一緒に旅に出る。壊すのが当たり前であった展示什器の在り方を大きく変えた「旅するKOPPA」が誕生しました。
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学習中の視線データとペンの動きから、生徒個人の学習特性を明らかにし、個人に合わせた学習環境を提供する「教育向けAIインク」を開発しました。
ブルガリアで働くソフトウエアデザイナー、ヨアナ・シメノヴァは、子どもたちのITクラスをもっと楽しくしたいとWacom Intuosを学校に導入しました。