2026年8月、ワコムは、特定非営利活動法人つどいの会(埼玉県加須市、理事長:猪股富美子)が主催する「夏休みワクワク教室」に協力し、小中学生を対象としたデジタルドローイング教室を開催しました。
特定非営利活動法人つどいの会は、埼玉県加須市内で「騎西子育て応援フードパントリー」や子ども食堂「キッチン・わーぐる」を運営する団体です。子ども/子育て世帯を中心とした幅広いコミュニティ支援を行っています。
今回のデジタルドローイング教室は、子ども食堂を兼ねたイベントとして開催されました。小学生3名、中学生4名の計7名が参加し、前半・後半の2クラスに分かれ、ポータブルパッド「Wacom MovinkPad 11」を使って自由に絵を描きました。


参加者の多くは普段から絵を描くことが好きで、あっという間に操作を覚えると、終了時間まで集中して描き進めていました。動画で見たアーティストの描き方を参考にレイヤーの透過を試す生徒や、「厚塗りをやってみたかったんだ」と話してくれた生徒もおり、デジタルドローイングへの高い関心がうかがえました。
前半クラス終了後は、後半クラスに参加する子どもたちも合流し、子ども食堂が実施されました。この日は、調理室で調理されたサラダやスープに加えて、株式会社王将フードサービスにより寄贈された「お子様弁当」が提供されました。温かい食事にお腹も心も満たされると、前半クラスの子どもたちは「続きを描いてもいいですか?」と、後半クラスの開始直前まで創作を楽しみました。


各クラスの最後には、それぞれが描いた作品を紹介しながら、難しかった点や頑張った点を発表する共有タイムを設けました。線画を丁寧に描き込む姿が多く見られた前半クラスに対し、後半クラスでは、豊富な色彩を活かし、鮮やかな作品づくりに取り組む姿が印象的でした。会場となった「加須こどもまんなか広場“こ・こ・か・ら”」で日頃から交流のある子どもたちも、今回初めて顔を合わせた子どもたちも、創作と食事を通じて交流を深める機会となりました。
今回の取り組みのきっかけは、当社による防災備蓄品の寄贈でした。当社本社が埼玉県加須市に所在していることから(※)、防災備蓄品の更新にあわせ、加須市こども局子育て支援課のご支援のもと、「加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会」をご紹介いただきました。その後、同連絡会の活動拠点である施設「加須こどもまんなか広場”こ・こ・か・ら”」での取り組みを知り、連携の可能性を相談したことで今回のデジタルドローイング教室の実施につながりました。
※2026年9月時点の情報です。
加須子育て応援フードパントリー事務局長で、加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会の会長を務める嶋田善市さんからは、今回のイベントについて、下記コメントをいただきました。
「参加した子どもたちは、初めて触れるペンタブレットに大きな興味を示し、夢中になって創作に取り組んでいました。『もっと描きたい』『家でもやってみたい』という声も多く聞かれ、創作活動への意欲がさらに高まった様子がうかがえました。
子どもたちにとって新しい表現の世界に触れる貴重な機会となりました。この意欲を今後の学びにつなげていくため、当広場でのポータブルパッド『Wacom MovinkPad 11』の導入を決定しました。今後も子どもたちの学びと成長につながる取り組みを支援していきたいと考えています。」
ワコムはこれからも、コミュニティとのつながりを大切にしながら、ワコムの道具と技術を活かした新たな機会づくりに取り組んでいきます。「描く/書く」ことを通じて、子どもたちや地域社会の可能性が広がる取り組みを育んでまいります。

参加者の作品。また続きを描きに「加須こどもまんなか広場“こ・こ・か・ら”」へ来てくれることを願っています。
「夏休みワクワク教室」について:
「夏休みワクワク教室」は、特定非営利活動法人つどいの会が主催し、加須市教育委員会、加須市社会福祉協議会、加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会の後援のもと、加須市内の小中学生を対象に毎年開催されているイベントです。夏休み期間中に、子ども食堂を兼ねた学習支援やアート体験などの活動を行っています。
特定非営利活動法人つどいの会(騎西子育て応援フードパントリー、キッチン・わーぐる)も所属する「加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会」は、埼玉県内で初めて、子ども食堂とフードパントリーの活動団体を横断的につなぐ民間ネットワークとして発足した連絡会です。市内の子ども食堂8団体とフードパントリー6団体が、それぞれの特長を生かし、子どもの居場所づくりや子育て支援などを行っています。行政や地域の企業・市民とともに、SDGsの視点に基づく新たな市民協働の子育て支援ネットワークを目指し、さまざまな活動を展開しています。
同連絡会の活動拠点として運営され、今回の会場にもなったのが「加須こどもまんなか広場”こ・こ・か・ら”」です。「埼玉県子供の居場所等地域ネットワーク支援事業」(2023年9月採択)の助成を受け、加須市こども局の協力のもと開設されました。“こ・こ・か・ら”という名称には、子どもの個性と可能性を楽しく伸ばし、学びや成長、夢につながる種がここから芽吹いてほしいという願いが込められています。
※夏休みワクワク教室のレポートはこちらで公開されています。





































