ブルガリアで働くソフトウエアデザイナー、ヨアナ・シメノヴァは、子どもたちのITクラスをもっと楽しくしたいとWacom Intuosを学校に導入しました。
ワコムには、個人の強い意欲や情熱に突き動かされ、業務を超えてプロジェクトに取り組むチームメンバー(社員)がいます。彼らの思いやプロジェクトは、ワコムのビジョン「ライフロングインク」の可能性を追求するヒントとなり、会社が社会のための活動に取り組む力にもなっています。そのようなチームメンバー一人ひとりの思いを大切に考え、ワコムでは個人のプロジェクトを支援するプログラムを提供しています。
ブルガリアの首都ソフィアにあるオフィスでソフトウエアデザイナーとして働くヨアナ・シメノヴァもその支援プログラムを活用したチームメンバーの一人です。彼女は息子との会話をきっかけに、子どもたちのITクラスをもっと楽しく、クリエイティブにできないかと思い立ちました。学校の授業にWacom Intuos を導入したことで、子どもたちに笑顔をもたらしたヨアナのプロジェクトを紹介します。
なぜ学校にWacom Intuosを導入しようと思ったのですか?
小学2年生の息子との会話がきっかけです。学校でITの授業を受けている息子は、新しいテクノロジーやツールにとても興味を持っていました。そこで、校長先生をはじめ学校の先生たちに掛け合い、ワコムのペンタブレットを新しい教材として取り入れることを提案しました。個人のプロジェクトを支援する会社のプログラムを活用して、2018年12月、8台のWacom Intuos Sを息子が通う学校に導入することができました。ペンタブレットの設置とドライバのインストールは、同僚のアントニー・ジェイコブ、ドブロミア・バラバノブ、ダニエル・ショーゲンが手伝ってくれました。私たちが開発したアプリ「Bamboo Paper」も同時に導入し、子どもたちがすぐにWacom Intuosを使って描けるようにしました。
Wacom Intuosに対する子どもたちの反応はいかがでしたか?
子どもたちはとても興奮していました。新しい道具を前に目を輝かせ、すぐにペンタブレットで何かを描き始めました。時間はあっという間に過ぎ、「もっと描きたい」という生徒がいたほどでした。子どもたちは、タッチパネル方式のタブレットには馴染みがありましたが、ペンで描けるタブレットがあることは知りませんでした。ペンタブレットに描いた線がリアルタイムにパソコンに表示されることが不思議でしょうがなかったようです。「魔法のよう!」と驚いていました。
先生たちの反応は何かありましたか?
感謝の言葉をいただきました。校長先生が学校のテクノロジーイノベーション担当で、ワコム製品をご存知だったこともあり、Wacom Intuosの導入を相談したところ、歓迎してくれました。先生たちの多くはペンタブレットを使用したことがありませんでしたが、簡単なレクチャーだけで直感的に使えるようでした。ペンタブレットは、2年生のITクラスでの使用を想定していましたが、ドローイングの授業や他学年の授業でも活用できるのではないかと、先生たちの間でもアイデアが広がっています。
Wacom Intuosが導入されてから授業や子どもたちに何か変化はありましたか?
まだ大きな変化はないです。今後ペンタブレットを活用する新たな授業案などにつながればよいなと思っています。今は子どもたちに自由にペンタブレットを楽しんでもらいたいです。
ワコム製品が子どもたちの教育やクリエイティビティに与える可能性について、考えていることはありますか?
子どもたちは本質的にクリエイティブで、何かを作ることが大好きです。Wacom Intuosも直感的に使うことができました。私たちの製品は子どもたちのIT教育やクリエイティビティを広げられる可能性があると信じています。
次の具体的なアイデアはまだありませんが、いつかワコムで子ども向けの新しいお絵描きアプリを作れたらと考えています。より子どもが使いやすいデザインのアプリを開発したいです。
※本プロジェクトは、ヨアナ・シメノヴァ個人のプロジェクトをワコムが一部支援した取り組みです。
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